懸念 concern 2005 9 29
来月から、郵便局で、投資信託が発売されると聞きますが、
ある種の心配というか、懸念があります。
日経平均株価連動型の投資信託の場合、
現在の水準では、「高値づかみ」の可能性があります。
このサイトのトップページにある、
「今日の日経平均株価」を見ていただければ、おわかりになると思いますが、
現在、日経平均株価は、「高値で買って、高値で売る」という相場になっています。
こういう相場になると、買い増しはOKですが、新規買いは、危険です。
一般的に、新規買いの場合は、
株価が高値から下落して、ちょうどよい水準になってから、
つまり、押し目を狙って、買うことになります。
投資信託の日経平均株価連動型で、現在の水準で買えば、
明らかに、「高値づかみ」です。
こうしたことが、郵便局で、十分、説明できるか、非常に、心配です。
昔の株式市場では、こういうことがありました。
投資信託の設定が相次ぐと、そろそろ、相場も、山場に来たと感じて、
みんな、投資信託に対して、売りを出すような感じでした。
今は、運用者が、上手に運用しているから、そんなことはないと思いますが・・・・・。